楽譜の存在

楽譜は何の為にあるのか

音楽は瞬間芸術と言われる事がある様に、

音が出た次の瞬間に消えてしまいます。

存在が、掴めない、残せない。

というので西洋で発達して世界に知れ渡った記録方法の一つが記譜法です。

でも今は録音技術のお陰で楽譜以外にも

忘れずに残す方法があります。

ですのでプロのミュージシャンでも楽譜を読めるかどうかは

必須ではなく、今や楽譜が読めるというのは

一つのステイタス的な物になって来ているのではないかと思います。

とはいえ、毎回録音を聞き返して新曲に取り掛かれるかというと

現実的にそれは難しいですね。

数々の曲を常時頭に入れておくのは至難の業です。

(もっともJazzの世界では常識ですが。。。私はこれが最も不得意です)

(文字の世界で例えるなら、

演劇などの場合セリフを覚えて本番台本は見ない場合と

朗読などで文字を見ながら話す場合があるのと同じ感覚でしょうか。)

そこで、やはり便利なのが楽譜という訳です。

いくつかのルールさえ知っていれば

楽譜から様々な情報を得ること出来、

楽譜一枚で多くの人と瞬時に情報を共有する事が可能です。

何が書かれているのか

楽譜にはいろんなタイプがありますが

ここではCメロ譜、と呼ばれるリードシートを例にあげてみたいと思います。

楽譜に書かれている内容は、

  • キイ
  • 拍子
  • 曲調やテンポ
  • コード
  • 曲のサイズ
  • メロディ
  • キメ(リズムを合わせる箇所)
  • 音の強弱

こんな感じです。

(もし何か抜けているものがあったらコメントください!)

箇条書きしてみると意外にシンプルでしたが

音符を読む以外に、たくさんの情報を読み取る必要があるので

初見ともなると頭の中は大忙しです。

場数

私が楽譜を読める様になったのは(まだまだ下手ですが)

ある日急に読める様になったのでは無く、

何度も失敗を繰り返し、呆れるくらい出来なくても

やめずに続けたからです。

なのでみなさんも、もし楽譜が読める様になりたいと思ってらっしゃる方がいらしたら

出来るだけ楽譜に触れる機会を作ってみてください。

例えば1週間に30分しか時間が取れなかったとしても

続けさえいれば身近な物になってきます。

(そう言いながら、私も月会員になったAdobeのイラストレーターを

最近開いていない。。。やろうと思って登録したのになぁ・・・

よし、明日やってみよ。)

一人では難しい時は

オンラインレッスンでは

そういったお困り事もお受けしています。

一人では難しい時はご相談くださいね。

やっとちょっと音楽の話ができました。

これからも続けていきますので

よろしくお願いします。

2件のコメント

  1. 音楽のお話し、わかりやすくていいですね♪

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