自分の気持ち
先日夢を見ました。
あまり夢を書かない方がいいと聞いたことがありますが
簡単に言うと
音楽の現場で人と討論になり、
最終的に「そうです、私は下手です」と認めるという内容でした。
色々楽器にチャレンジした結果
ピアノと作曲以外はうまくいかなかったと書きましたが
実のところ、
ピアノと作曲もどうにかなっていないのでございます。
音楽家ですと言ってはいますが、
現実は今でもずっと手探り状態、
いわゆるゾーンに入った状態で演奏が出来たことなんてほんの数回しかない。
(しかもそれは意外な事に、自分がいいと思っているほど良くなかったりするのです)
開き直るのではなく
じゃあどうして続けているのか。
実は数年前音楽をやめてしまおうかと悩んだ事があります。
親の影響で始めた事に疑問を持ったのです。
もしかすると遅い反抗期だったのかもしれません。
でも結局辞めませんでした。
なぜ辞めなかったのかはまだ自分でもうまく説明できません。
他に道が無かったから?
今までやって来たことが無駄になるのが嫌だったから?
いや、ちょっと違うんです。
だいぶ話がそれましたが、
「自分は下手だからもういいねん!」と開き直るのではなく、
自分は下手だと思うから練習する。
何も知らないと思うから勉強する。
だから自分が下手だと認めないといけないのかもって
私はどっかでずっと思っているのかもしれません。
自分に必要な事は何か
「まだ出来ていないのに人前で演奏するなんて!」とか
「ちゃんとできる様になったら」とか
こういう気持ちってもしかすると永遠に無くならないのではないかと思います。
いろんなタイプの人がいるのかもしれませんが
少なくとも私はそうです。
けどやっちゃう。
そうすると見えてくるんです。
自分に足りないものが。
今の自分に必要なものが。
それまで何となく、ぼんやりしていたものが
はっきりクリアになるんです。
このやり方に嫌悪感を抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。
そんなん見せられても。と。
でも今の私はこんなもんなんだから仕方ないんです。
(あれ、開き直ってるやん)
音楽を通して、自分の思いが誰か一人にでも伝わって
誰かの気持ちがほんの少しでも動いたらいいなと思っています。